東京商工リサーチ沖縄支店が5日までに発表した2019年度の県内企業利益ランキングは、沖縄セルラー電話が前年度比4%増の100億800万円となり、2年連続の首位となった。スマートフォン端末機と光通信の回線契約数が伸びたほか、「auでんき」の販売収入も新たに加わり、過去最高益を更新した。

(資料写真)沖縄セルラー

 2位はサンエーで2年連続。パルコシティの減価償却費や人件費などがかさみ、純利益は20・9%減の74億8600万円だった。3位のりゅうせきは4・4倍の67億4700万円。子会社の吸収合併により「抱き合わせ株式消滅差益」49億円を計上、15位からランクアップした。

 4位は日本トランスオーシャン航空の62億1119万円で順位を維持。ゴールデンウイークや夏場の増便などで旅客収入が過去最高だった。5位は沖縄電力の56億5100万円。原油・石炭価格の下落などで経費が大幅に下がり、8位から伸ばした。

 6位の沖縄銀行は前年度にあったビール会社の株式売却益がなくなり、3位から後退。7位の琉球銀行はコロナの影響を受けている企業に対する貸倒引当金の繰り入れで、6位から順位が落ちた。

 8位は那覇空港ビルディングで、際内連結ターミナル整備などで利益は落ちたが、10位から上昇。9位は沖縄土地住宅でビール会社の株式売却益がなくなった。10位のオリオンビールはコロナの影響で売り上げを落とした。(県内企業利益ランキング上位50社の表