沖縄県警特別捜査本部は8日、国の持続化給付金計200万円をだまし取ったとして、読谷村の自称自営業の女性(22)、同居する同村の自称自営業の女性(24)両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。県内の詐欺事件での逮捕者は計7人となる。
両容疑者の逮捕容疑は2020年5月1日から同月28日までに、氏名不詳の人物と共謀し虚偽の内容で持続化給付金を申請、それぞれ100万円ずつ計200万円をだまし取った疑い。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
捜査本部によると、両容疑者は申請書類の職業欄に「ダンスインストラクター」と虚偽内容を記入したほか、収支についても偽っていたという。
自称自営業の22歳の女性は7日に詐欺容疑で再逮捕された那覇市の会社役員の男性(54)とその妻(53)の娘。24歳の女性とは一緒に住んでいる知人関係という。
2人は、7日に夫妻と共謀して詐欺容疑で逮捕された那覇市の税理士・行政書士の男性(51)の事務所にも出入りしていた。