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沖縄タイムスの連載「『独り』をつないでーひきこもりの像ー」に優秀賞 新聞労連ジャーナリズム大賞

2021年1月13日 15:12

 新聞労連は13日、「第25回新聞労連ジャーナリズム大賞」の優秀賞に、沖縄タイムス社会部「家族のカタチ」取材班の連載「『独り』をつないでーひきこもりの像ー」を選んだと発表した。選考委員は「新型コロナ禍でさらに貧困が拡大する中、声なき声を社会に届け『助けを求めることが当たり前』だというメッセージを社会に投じることにつながった功績は大きい」と評価した。同連載は昨年11月にも、貧困ジャーナリズム大賞を受賞している。

 2019年12月に始まった連載は、公的支援の届かぬ閉ざされた家の中で追い詰められるひきこもり状態の本人や家族の心理をひもとき、「見えぬ生きづらさ」「沖縄と8050問題」「支援 その先に」のテーマで全41回を掲載した。取材は篠原知恵、又吉嘉例、嘉数よしの、勝浦大輔の4記者が担当した。

 新聞労連ジャーナリズム大賞は「平和・民主主義の発展」「言論・報道の自由の確立」「人権擁護」に貢献した記事や企画に贈られる。今年は、昨年の25作品を大きく上回り、16労組から過去最多の40作品の応募があった。

 大賞には、朝日新聞「子どもへの性暴力」取材班の「子どもへの性暴力」、京都新聞編集局報道部「京アニ事件」取材班の連載「エンドロールの輝きー京アニ放火殺人1年」「ユートピアの死角ー京アニ事件」が選ばれた。

 その他の受賞は次の通り。

 【優秀賞】毎日新聞特別報道部「ヤングケアラー」取材班の「ヤングケアラー 幼き介護キャンペーン」、神戸新聞明石総局「眠りの森のじきしん」取材班の「眠りの森のじきしん」

 【特別賞】神奈川新聞川崎総局編集委員石橋学さんの「『時代の正体・差別のないまちへ』など、一連のヘイトスピーチに抗う記事」、琉球新報「沖縄戦75年」取材班の「戦後75年 証言を掘り起こし『戦争死』の実相を探った一連の報道」

 【疋田桂一郎賞】共同通信札幌支社編集部石黒真彩さんの「消防職員の自殺問題を巡る一連の報道」、毎日新聞情報編成総センター伊藤絵里子さんの「記者 清六の戦争」

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