[リポート’21 糸満発] 古くから海人(うみんちゅ)の街として知られる糸満。フカヒレなどの海産物を中国に輸出するため、琉球王府が特別に漁業を認めていたことから、沖縄一の漁村として発展した。人々の暮らしを支え、独自の海人文化形成の礎となった漁労具の代表がサバニだ。

2019年の糸満ハーレー。漁労具として発達したサバニは、伝統行事に欠かせない存在になっている=同年6月、糸満漁港
琉球王国から続く沖縄一の漁村 伝統の船「サバニ」は文化財にできる?できない?
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