[リポート’21 糸満発] 古くから海人(うみんちゅ)の街として知られる糸満。フカヒレなどの海産物を中国に輸出するため、琉球王府が特別に漁業を認めていたことから、沖縄一の漁村として発展した。人々の暮らしを支え、独自の海人文化形成の礎となった漁労具の代表がサバニだ。