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沖縄コロナ感染、週800人予測 拡大続けば「緊急宣言の要請も」

2021年1月15日 06:22
 

 沖縄県は14日、新たに10歳未満から80代までの男女計70人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新型コロナに感染した那覇市の80代女性の死亡も確認された。玉城デニー知事は記者会見で、年末年始や成人式を挟んだ3連休の影響などで、今後1週間の新規感染者数が500~800人に上るとの県の推計を明かした。感染拡大が続いた場合、政府の緊急事態宣言の対象に沖縄を加えるよう要請する考えも示した。

県民に対し、感染防止へのさらなる協力を求める玉城デニー知事=14日午後、県庁(代表撮影)

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

県民に対し、感染防止へのさらなる協力を求める玉城デニー知事=14日午後、県庁(代表撮影) 県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

 玉城知事は14日から政府の緊急事態宣言の対象となった大阪府など7府県との不要不急の往来自粛を求めた。現時点で宣言の対象に沖縄を追加するよう要請しないことについて、感染の状況などを「総合的に判断している」と説明した。

 県が7市の飲食店や遊興施設に出している時短営業の要請を、午後10時までから午後8時までと2時間縮めることについては「午後8時となれば、ほぼ休業になるというのが関係者の意見。政府の示す1日6万円(の協力金)で足りるかどうかの議論が出てくる」と慎重な姿勢を示した。

 新規感染者の70人のうち感染経路が判明したのは31人。内訳は家族17人、職場関係5人、会食4人、知人友人2人など。成人式とその後の宴会に参加した新成人3人の感染も初めて確認された。

 非コロナ病床使用率は県全体で93・8%。地域別では中部が102・0%で初めて100%を超えた。県の糸数公保健衛生統括監は「退院と入院のタイムラグがあり、一時的に数字が超過した。緊急搬送で入院できない例は聞いていないが、逼迫(ひっぱく)している状況には変わりない」と説明した。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は29・24人で全国12番目。最多は東京都の87・42人だった。

 在沖米軍関係は8人が確認された。内訳は嘉手納基地1人、キャンプ・ハンセン2人、キンザー3人、コートニー1人、シュワブ1人。

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