石垣市(中山義隆市長)は14日、「尖閣諸島開拓の日」の式典を市民会館で開いた。政府が尖閣諸島を領土として編入することを閣議決定した1895年1月14日を記念する市条例に基づくもので、今年で11回目。中国公船による領海侵入や日本漁船の追尾などが後を絶たない同諸島周辺海域について、争いのない平和な海になることを願った。関係者ら約50人が出席した。

記念式典で主催者あいさつする中山義隆市長=14日、石垣市民会館中ホール

 中山市長は昨年10月に同諸島の字名を変更したことに触れ「新たな行政標識の設置が必要になることから上陸許可を国に求めていく。尖閣諸島に関して情報発信に資する取り組みも進めていく」と強調した。

 県八重山事務所の宜野座葵所長は中国公船の行為を批判し「県として引き続き正確な情報収集に努め、関係機関と連携を図っていく」と述べた。展示ホールでは領土・主権展示館の地方巡回展「尖閣諸島と日本人」が始まった。17日まで。