2015年12月から翌年3月にかけて、トルコ南東部にあるクルド人の町ジズレで、トルコ軍と治安部隊が数百人の市民を虐殺した。生き残った人々の証言から事件をたどる本書は、事態を知りながら沈黙した国際社会の罪をも告発する。  推定人口約3500万人のクルド人は「国を持たない最大の民族」。