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沖縄県、2月下旬から医療従事者らにコロナワクチン接種へ 沖縄県民は3月下旬から、高齢者優先

2021年1月16日 10:12

 玉城デニー知事は15日の記者会見で、2月下旬から新型コロナウイルス感染患者と頻繁に接する医師や看護師、救急隊員ら4万5千人程度を対象にワクチン接種を始める方針を発表した。2月中旬にも、接種するかどうかの希望調査に着手する。一般県民は3月下旬からの見通しで、65歳以上の高齢者30万人余りを優先接種する。重症化リスクの高い高齢者らのクラスター(感染者集団)を未然に防ぐため、25日から介護施設・医療機関の職員約4万人に月1回程度の定期的なPCR検査も始める。

ワクチンの接種体制を説明する玉城デニー知事=15日午前、県庁

新型コロナウイルスワクチン接種までのイメージ

ワクチンの接種体制を説明する玉城デニー知事=15日午前、県庁 新型コロナウイルスワクチン接種までのイメージ

 県によると、ワクチンは米製薬大手ファイザー製となる可能性が高い。3週間程度の間隔で2回の接種が必要になる見通し。国がワクチン確保や必要な財政措置を行い、市町村が主体的に接種事務を担う。

 県は15日付で「ワクチン対策チーム」を発足し、職員10人を配置。ワクチン接種に向け、14日に医師会や医療機関などと連絡会議の初会合を開いた。医療従事者らは、2月下旬と3月上・中旬のグループに分けて接種する計画。新型コロナ患者と頻繁に接する医師や看護師、薬剤師、救急隊員、保健所・検疫所職員、宿泊療養施設の職員らを想定し、希望調査する。接種は義務ではない。 

 ワクチンの保管は超低温の特殊な冷蔵庫が必要で、県は市町村への割り当てを急ぐ。玉城知事は「市町村と連携し、接種体制を構築したい」と話した。

 クラスターの未然防止に向け、県が行う定期的なPCR検査は、介護施設の職員約2万7千人と、医療機関の職員約7千人を想定。1~3月に1人当たり3回を目安に、流行状況を踏まえ頻度を調整するという。

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