県教育庁は15日、昨年7月実施の教員候補者選考1次試験「中・高等学校家庭」の専門試験で、50問中1問の解答選択肢に正答がなかったと発表した。同問題を全員正解とし、採点をやり直した結果、「中学校家庭」の合格ラインを上回った1人が追加合格となり、2次試験の追試が行われる。「高等学校家庭(調理含む)」は合否判定に影響はなかった。

 金城弘昌教育長は「受験者と関係者に多大なご迷惑をお掛けした」と陳謝し、「今回の事態を踏まえて作問およびチェック体制を強化し、再発防止に努めていく」とコメントした。

 県学校人事課によると、昨年12月28日に外部からの指摘を受けて発覚。住宅性能表示制度に関する出題で、選択肢の一つを正答としたが、2016年4月の制度改正前の旧制度を根拠に選択肢を設定したため、正答はなかった。

 今後、県教育委員会ホームページで訂正内容を公表する。1次試験結果の順位に変更が出たため、全受験者59人のうち出願時に得点・順位通知書の送付希望者に、変更内容を知らせる。