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沖縄で5カ月ぶりに感染100人超え 医療フェーズは最高レベルへ 20代が最多

2021年1月17日 08:20

 県は16日、県内で新たに10歳未満から90代の男女130人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者数が100人を超えるのは約5カ月ぶりで、昨年8月9日の156人に次いで過去2番目に多い。世代別では20代が最多の31人で、10~30代の若い世代が半数以上を占めた。患者急増を受け、県は14日付で、病床確保計画に基づく医療フェーズを約4カ月ぶりに最も高い「5」に引き上げた。

県内の感染者数の推移 16日現在(県発表)

 県の糸数公保健衛生統括監は「1月に入り70人前後とかなり高い水準で推移し濃厚接触者も多いが、それ以外に広がっている可能性がある」と警戒。県内では年末年始の集まりや成人式関連の感染が続く。この日も成人式絡みの7人が確認され「若い人が飲食や同窓会などで感染するパターンが多く、今回も飲酒行動で増えている」と述べた。

 新規陽性者のうち感染経路が不明の患者は約6割で、判明したのは55人。地域別では那覇市が最多の46人。同市が15日に発表した認可保育所の職員4人と園児1人のクラスター(感染者集団)は95例目に認定された。

 非コロナの一般病床占有率は本島中部が101・2%で3日連続100%超え。県全体では92・8%で、那覇が94・7%、南部91・1%、八重山88・0%、宮古87・5%、北部70・9%だった。

 県は病床最大確保数をこれまでの356床から469床に拡張し、コロナ患者に備える。だが非コロナ病床の逼迫(ひっぱく)は今後の病床確保が困難となる懸念がある。

 15日までの1週間の人口10万当たり新規感染者は28・96人で全国11番目。全国平均は33・99人。最多は東京都の77・86人。在沖米軍関係は嘉手納基地とキャンプ・ハンセン、キャンプ・キンザー、キャンプ・シールズで各1人だった。

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