任期満了に伴う沖縄県の宮古島市長選は17日、投開票される。新人で保守系無所属の前県議、座喜味一幸氏(71)=社民、社大、共産、立民推薦=と保守系無所属で4選を目指す現職の下地敏彦氏(75)=自民、公明推薦=の一騎打ちとなり、市政刷新か継続か、市民の審判が下される。17日深夜には大勢が判明する見通し。

宮古島市長選に立候補している(右から)座喜味一幸氏、下地敏彦氏

 座喜味氏は1次産業振興やIT、観光産業との連携で市民所得10%アップを政策に掲げる。

 下地氏は3期12年で市の基盤整備を整えたとし、子どもの貧困や高齢者福祉などに力を入れると訴える。

 両氏は16日、市内各地で遊説後、打ち上げ式を開催した。座喜味氏は元気な島づくりに取り組むと主張。「市民が市政を変える歴史的な事業を進めよう」と訴えた。下地氏はこれまでの実績を強調。「継続して島の安全な未来をつくるため、私に任せてほしい」と呼び掛けた。

 宮古島市長選は2月の浦添市長選、4月のうるま市長選に続く今年最初の市長選。いずれも来年の県知事選の前哨戦に位置付けられている。

 座喜味 一幸氏(ざきみ・かずゆき)1949年12月15日生まれ。宮古島市平良西仲宗根出身。琉球大学卒業。沖縄総合事務局、宮古土地改良区事務局長などを経て2008年県議に初当選、3期務めた。

 下地 敏彦氏(しもじ・としひこ)1945年12月10日生まれ。宮古島市平良下里出身。琉球大学卒。県宮古支庁長や旧城辺町助役、県漁連会長などを務め、2009年の市長選に初当選、3期目。