茂木敏充外相は18日の外交演説で、韓国の元慰安婦訴訟で日本政府に賠償を命じたソウル中央地裁判決を「国際法上も2国間関係上も、到底考えられない異常な事態が発生した」と強く非難した。韓国政府に対し、国際法違反の是正を強く求めると強調。国際協調を重視するバイデン次期米政権を意識し「多国間主義を尊重する」と掲げる。

 衆院本会議で外交演説をする茂木外相=18日午後

 ポストコロナの世界を見据えた外交方針として「自由で公正な秩序、ルールの構築に向け主導的な役割を果たす」と表明。中国については、沖縄県・尖閣諸島周辺での領海侵入を踏まえ「一方的な現状変更の試みは断じて認められない」と批判する。(共同通信)