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夕闇の体育館に浮かんだ大きな「誇」 2300個の灯で描いた沖縄の親たちの思い

2021年1月20日 08:50

 新型コロナウイルスの影響で臨時休校や学校行事の中止・縮小を経験するなど、制限が多かった子どもたちを励まそうと、沖縄市の美東中、高原小、比屋根小の3校のPTAが16日、子どもたちが将来の夢や未来などを描いた紙コップ2300個をLEDキャンドルでともすイベントを行った。会場の美東中体育館には、「誇」「PRIDE」などの光の文字が浮かんだ。

子どもたちが描いた紙コップを使い、光文字を浮かべた=16日、沖縄市・美東中体育館

子どもたちが夢を描いた紙コップを文字に並べる保護者ら=16日、沖縄市・美東中体育館

子どもたちが描いた紙コップを使い、光文字を浮かべた=16日、沖縄市・美東中体育館 子どもたちが夢を描いた紙コップを文字に並べる保護者ら=16日、沖縄市・美東中体育館

 「美東中ブロック・キャンドルナイト2021」として開催。午後6時から各校の保護者ら約30人が集まり、約1時間かけて子どもたちの作った紙コップを文字の形に並べ、一つずつLEDキャンドルを設置した。感染防止のため子どもたちの参加はなし。準備から点灯までの様子を収めた動画を今後、限定配信する。

 紙コップには「おおきくなったらりっぱなかんごしになりたい」「りく上せんしゅになりたい」「テストで90点以上をとる」など将来の夢や勉強の目標を文字やイラストで描いたものや、「コロナがおさまりますように」「あたりまえだった事があたりまえにできますように」など新型コロナ収束を願うメッセージも目立った。

 イベントを起案した高原小PTA会長の田場亜紀さん(45)は「子どもたちは約1年、我慢を強いられている。コロナの向こう側には明るい未来が広がっていると伝えたかった」と狙いを語り、「子どもたちに、1人ではない、未来を応援する地域の人がいると感じ取ってもらえたら。大人もキャンドルナイトで元気になってほしい」と話した。

 美東中PTA会長の長義勲さん(51)は「誇という文字は中学校の生徒会が考えた。美東プライドという言葉があり、コロナに負けず学校や地域に誇りを持って頑張っていくという思いをみんな持っている」と強調。比屋根小PTA会長の森山秀樹さん(50)は「子どもたちに夢と希望を与えるイベントになれば」と話した。

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