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「過去最大の波」危機感を強める沖縄 10万人比の感染者、全国4番目

2021年1月22日 10:51

 直近1週間の人口10万人当たりの新型コロナウイルス新規感染者数が、過去最多となった沖縄。首都圏並みの感染の広がりで、1週間前の29・51人の1・5倍に増えた。酸素投与など入院が必要な中等症以上の患者も、21日に136人と最多を更新。県の糸数公保健衛生統括監は「過去最大の波」が到来しているとの見方を示した。

(資料写真)マスクするシーサー

■国宣言の8府県を上回る

 21日の人口10万人当たりの新規感染者数は最多が東京都75・97人、次いで神奈川県63・89人、千葉県50・44人。沖縄の44・89人は、埼玉県(42・48人)を含めて国の緊急事態が再宣言された8府県を上回った。

 沖縄は15日発表は全国12番目で、順位が急上昇している。糸数氏は「活発に活動する若者世代が感染に気づかず、周囲に感染を広げている。いかに人と人の接触を止められるかに懸かっている」と述べた。

 21日の中等症以上の患者も、第2波で最多だった昨年8月22日(134人)を超えた。コロナ病床の使用率は86・1%で満床に近づく。糸数氏は「非コロナ病床も逼迫(ひっぱく)し、コロナ病床拡大が十分進んでいない。退院・転院が可能な患者に施設や在宅に移ってもらうよう各病院にお願いしている」と危機感をにじませた。

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