中部電力浜岡原発1号機(静岡県御前崎市)の原子炉建屋のコンクリートには「トバモライト」という硬い鉱物が生成し、強度が増していることが分かったと名古屋大の丸山一平教授(建築材料学)らのチームが明らかにした。ローマ時代の遺跡でもこの鉱物が見つかっているが、放射線と熱にさらされる原子炉の近くでは、より早く生成するとみられる。

 中部電力浜岡原発の1号機(手前)と2号機=静岡県御前崎市

 丸山教授は「トバモライトは高温高圧下でできると考えられてきたが、放射線が当たる場所では40~50度程度で生成しており驚きだ」と話した。耐久性の高いコンクリートの開発に応用できる可能性がある。

 研究には中部電と鹿島が参加した。(共同通信)