沖縄県教育庁は22日、3月3、4の両日の県立高校や特別支援学校高等部の一般入試で、新型コロナウイルス感染や濃厚接触者となるなど受験できない生徒を対象に、3月25、26の両日に追試験を実施すると発表した。生徒が不利益にならないよう一般入試と同様に第一志望を尊重し、定員を「弾力的に取り扱う」としている。

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 金城弘昌県教育長は、仮に県の緊急事態宣言が解除されなくても高校入試は予定通り実施すると説明。生徒や保護者に「感染リスクの高い行動を避けてほしい」と呼び掛けた。

 対象者は一般入試学力検査の当日にコロナに感染している人や、濃厚接触者で受験日までにPCR検査の結果判明が間に合わない人、コロナ感染症と同様の症状がある人。出身中学校を通じて志願先学校に申し出る。

 一般入試の学力検査と同等の試験を実施し29日に合格発表。不合格となった者を対象に追試の2次募集も3月30日に予定している。

部活動の制限も要請

 県教育委員会は20日、緊急事態宣言中の感染症対策として、県立学校や各市町村教委に児童生徒と保護者の健康観察の徹底、部活動の慎重な対応などを求める通知を出した。

 全県立学校は平日の部活動を90分以内とし、早朝練習や合宿、練習試合は禁止。また生徒同士の身体接触や大きな発声、激しい呼気を伴う活動の制限を検討するよう要請した。

 県立学校所在地域の感染レベルでは那覇、南部、宮古地区などの63校が感染拡大地域に該当しており、休日の部活動自粛を求めた。また登校前の健康観察を徹底し、同居家族に風邪などの症状がある場合も登校を控えるよう指導することを求めた。