日本原子力研究開発機構は23日、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、原子炉に残る使用済み核燃料の取り出し作業を再開した。廃炉決定後の2019年に100体を取り出して以来となる。1日に最大6体のペースで進め、3月ごろまでに146体を取り出す予定。

 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ=2020年10月20日、福井県敦賀市

 機構によると、取り出した燃料は、原子炉横の「燃料貯蔵槽」へ移す。その後、貯蔵槽から「燃料池」と呼ばれるプールへさらに移送する。

 原子炉内には270体あり、今回と次回の作業で原子炉からの取り出しを完了させる方針。22年末までに全ての燃料をプールに移す計画になっている。(共同通信)