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絶好のチャンスをものに 沖縄・剣道男子 山川選手が初優勝 女子は中止に

2021年1月25日 11:14

 剣道の第57回県男子選手権は24日、沖縄市武道館で行われ、山川泰二(会社員)が決勝で平良祐輔(教員)に延長の末、メンの1本勝ちで初優勝を飾った。山川は全日本選手権(3月、長野県)の出場権を得た。

決勝 積極的に前へ出る山川泰二(右)=沖縄市武道館(金城健太撮影)

山川泰二

決勝 積極的に前へ出る山川泰二(右)=沖縄市武道館(金城健太撮影) 山川泰二

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で警察官や刑務官は出場しなかった。

 第19回県女子選手権は、参加予定者5人全員が出場辞退して中止に。そのため、昨年12月の県学生選手権で優勝した宮城舞衣(国際武道大)を全日本選手権に派遣することが決まった。

■[ヒーロー]気迫 相手誘い狙いのメン

 コロナ禍で県警機動隊や刑務官の強豪たちが欠場する中、全国が懸かった絶好のチャンスを29歳の山川泰二がものにした。

 優勝常連の県警勢がいた4年前に準優勝した実力者は、順調に決勝へ進んだ。「お互いに前に攻めて打っていく剣道」とタイプが似た35歳の平良祐輔との対戦は「打ちどころがなく、ずっと悩んでいた」と探り合いのまま延長へ。1分ごろ、大きな動作で誘い、相手よりいち早く狙い通りのメンを決めた。

 今年に入って教育関係から建築業界へと、職場環境ががらりと変わった。限られた練習時間は高校時代の指導者や後輩たちと稽古を重ね、「遅い時間からでも付き合ってくれた」と周囲への感謝を口にした。

 「一生に一度、出られるかどうか」と夢見ていた全日本選手権の切符を獲得した。「貪欲に勝ちにこだわって、持ち味の思い切りの良さと気迫で技を出したい。沖縄の子どもたちに勇気を与える試合ができれば」。コロナで先行きが見通せなくても、準備だけは怠らない。(當山学)

 ▽男子準々決勝

平安政喜  メ-  嘉手納圭佑

(教員)       (教員)

山川泰二 メメ-  川口裕康

(会社員)     (海上保安庁)

中島太朗 メメ-  武島義一

           (大学生)

平良祐輔 メコ-  比嘉周作

(教員)      (市役所職員)

 ▽同準決勝

山川    メ-  平安

平良   メ反-  中島

 ▽同3位決定戦

中島   メメ-メ 平安

 ▽同決勝

山川    メ-  平良

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