恩納村の山田小学校の児童の様子を米軍が撮影したとみられる1953年の写真14枚が見つかった。米国アリゾナ州在住で写真収集家のドン・キューソンさん(77)が発見した。米軍が撮影したものとみられ、多くの写真には「1953年10月22日」、「山田小学校」と英語のメモが記されている。運動会の練習や米軍人と交流する子どもたちの姿が確認できる。

(写真右上から反時計回りに)笑顔で写る山田小学校の当時の児童

はだしの少年たち。米軍人や米軍のものとみられる荷台も写る

かやぶきの校舎の前で米軍人と話す児童

米軍と交流する児童

運動会の練習をしているとみられる山田小学校の当時の女子児童(いずれもドン・キューソンさん提供)

(写真右上から反時計回りに)笑顔で写る山田小学校の当時の児童 はだしの少年たち。米軍人や米軍のものとみられる荷台も写る かやぶきの校舎の前で米軍人と話す児童 米軍と交流する児童 運動会の練習をしているとみられる山田小学校の当時の女子児童(いずれもドン・キューソンさん提供)

 ドンさんは60年代に米軍嘉手納基地に所属しており、当時は米軍と地域住民のどちらも参加するイベントが多くあったという。写真は「米軍が運動会の設営の手伝いや物資を提供している場面ではないか」と推測する。

 写真はドンさんの知人で読谷村在住のラブ・オーシュリさんが同小に約3年前に寄贈した。オーシュリさんは「写真を見て当時の気持ちがよみがえってくれたらうれしい」と笑顔で話した。

 村史編さん係の瀬戸隆博さんは「米軍は違う目的で沖縄にいたが、子どもたちにとっては楽しい思い出なのかもしれない。当時の住民の生活の中に、米軍がどう関わっていたのか、写真に写っている人たちに話を聞いてみたい」と話した。14枚の写真は村博物館で確認できる。