東京女子医大病院で2014年、鎮静剤プロポフォールを大量投与された2歳児が死亡した医療事故で、東京地検は26日、業務上過失致死罪で同病院の中央集中治療部の副運営部長だった小谷透元准教授と福田聡史元研修医の麻酔科医2人を在宅起訴した。警視庁は医師計6人を書類送検したが、地検はうち2人の過失が特に重いと判断したとみられる。残り4人は起訴猶予とした。

 東京女子医大病院=東京都新宿区

 小谷被告は同病院のICUの実質的責任者で、添付文書で「禁忌」として原則禁じられたプロポフォールの投与を決定し、福田被告は男児の容体を管理していた。2人は投与後、男児に異変があったのに適切な処置を怠ったという。(共同通信)