東京電力福島第1原発事故を分析する原子力規制委員会の検討会は26日、2019年9月以降に行った調査結果に関する報告書案をまとめた。1~3号機の原子炉格納容器上ぶたに大量の放射性物質が付着していると指摘し、今後の廃炉作業でどのように対処するか慎重な検討が必要だと警鐘を鳴らす内容。27日の規制委定例会合で議論し、20年度内に正式決定する。

 報告書案によると、上ぶたは鉄筋コンクリート製の3層構造。1号機で100兆~200兆ベクレル、2号機で2京~4京ベクレル、3号機で3京ベクレルの放射性セシウムが、上から1枚目と2枚目の間に付着している可能性があるという。(共同通信)