木の香りが漂う南城市の奥武島造船所で、手に伝わる感触に集中し、のこぎりを引く代表の嶺井尚人(なおと)さん(44)。木材と木材の接合部分に隙間ができないように整えるサバニ造りで最も時間をかける「すり合わせ」と呼ばれる作業だ。