沖縄県名護市辺野古に建設中の新基地を陸上自衛隊と米海兵隊で共同使用することに極秘合意していた当時の在日米海兵隊司令官ローレンス・ニコルソン氏(在沖米四軍調整官)が在任中、マスコミなど県内の関係者にも同様の案を示し、意見を求めていたことが26日までに分かった。

ローレンス・ニコルソン氏

 マスコミとの懇親会などで「辺野古に建設中の基地を含め、沖縄の米軍基地を自衛隊と共同使用し、いずれ自衛隊の基地になるとしたらどう思うか」「県民の反発は和らぐだろうか」などと質問したという。

 ニコルソン氏自身は、自衛隊に対する県民の反発は薄らいでいると説明した上で、自衛隊と海兵隊が「同居」する形になれば、「県民の反米感情を抑えられるのではないか」と期待する一方、どちらが管理するかといった具体的な話ではなかったという。

 ニコルソン氏は2015年9月から18年8月まで司令官を務めた。沖縄では新基地建設に反対する翁長雄志知事が14年12月に就任。米国で新基地建設を断念するよう訴える一方、埋め立て承認を取り消すなど県民の反発が高まっていた。