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コロナの消毒液が菓子箱にかかると意外な影響が 沖縄の業界団体が注意を呼び掛け

2021年1月27日 08:06

 沖縄県印刷工業組合(平山達也理事長)は26日、県庁で会見し、複数の土産品店で、新型コロナウイルス感染予防で使用したアルコール消毒液が飛散して菓子の化粧箱が変色する事例が発生し、販売に支障を来していると発表した。そのため、店舗に対しては飛散しないような工夫、消費者には手指にアルコールが残ったまま商品を触ることのないよう注意を呼び掛けた。

消毒液のアルコールが付着して白く変色し、表面に斑点模様の入った菓子の化粧箱

アルコール消毒液が土産菓子の化粧箱に付着すると白く変色するとして、注意を呼び掛ける県印刷工業組合の平山達也理事長=26日、県庁

消毒液のアルコールが付着して白く変色し、表面に斑点模様の入った菓子の化粧箱 アルコール消毒液が土産菓子の化粧箱に付着すると白く変色するとして、注意を呼び掛ける県印刷工業組合の平山達也理事長=26日、県庁

 県内の土産品4店舗で変色した化粧箱が複数見つかったため調べたところ、アルコールが紙製のパッケージに付着し、乾燥した際に白くなることが分かった。コロナ感染予防対策で店員が商品棚に消毒液を散布し、飛散したアルコールが付着したとみられるという。

 店頭に置かれている消毒液を使った消費者がアルコールが残ったまま商品を手に取ると、同様の変色が起こる可能性があるため、注意喚起することにした。

 組合はチラシ千枚を作成し、菓子メーカーを通じて土産品店に掲示してもらう。平山理事長は「変色した商品はメーカーが無償で取り換えている。中身は問題がないのに返品となると大きな痛手となるので気をつけてほしい」と協力を呼び掛けた。

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