【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会のドムブロフスキス執行副委員長は26日、新型コロナウイルスのワクチンをEUから域外へ輸出する際は、輸出先や出荷量の登録を義務づける新制度の提案を週内にまとめると述べた。ワクチン流通の「透明性」を確保し、加盟国への安定供給につなげる考え。

 ベルギーに製造拠点を持ち、欧州委が購入契約を結んだ米ファイザー、英アストラゼネカが今月、相次いで納入の遅れを通告し、ワクチン供給の在り方に不透明感が生じたことを受けた措置。

 ドムブロフスキス氏は「輸出禁止や制限を計画しているわけでない」と強調した。(共同通信)