大阪府高槻市は27日、同市の三好山(182メートル)にある芥川山城跡で、戦国時代の武将三好長慶が建てたやぐらとみられる建物が見つかったと発表した。長慶は1553~60年に居城とし、政務だけでなく連歌会も催したといい、天目茶わんやすずりなど200点以上の遺物も出土した。市は「織田信長に先駆けた天下人と言われる長慶の生活を示す貴重な史料だ」としている。

 三好長慶が建てたやぐらとみられる建物が見つかった芥川山城跡=大阪府高槻市

 市によると、建物の規模は4・2メートル四方。礎石の周囲に「せん」と呼ばれる四角い瓦製の板を並べた構造で、米や財宝を蓄える蔵の役割があったとされる。同様の建物は大阪や京都を中心に分布している。(共同通信)