福井県あわら市の製薬会社「小林化工」が製造した爪水虫などの医薬品に睡眠導入剤の成分が混入した問題で、同社は27日、新たに22製品を自主回収すると発表した。国が承認していない製造工程や、出荷前後の品質試験が不十分だったことが判明した。重い健康被害が生じる恐れはないとしている。

 同社によると今回、回収対象となった睡眠導入剤「リルマザホン塩酸塩錠」では、原料を混ぜる工程で、承認書に記載のないリルマザホン塩酸塩水和物のつぎ足しが判明。使用期限内の全ロットを回収する。

 他の製品では、出荷後の経年劣化を調べる品質試験をしていなかったものがあった。(共同通信)