【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は28日、最新の財政報告を公表した。2020年の世界全体の政府債務残高は国内総生産(GDP)合計額の97・6%に相当し、ほぼ匹敵する規模に拡大。新型コロナウイルス感染症への対応で各国が総額で14兆ドル(約1460兆円)近い規模の対策を講じたのが主因としている。

 21年は政府債務の対GDP比が99・5%に上昇するとみている。IMFはコロナ流行前の19年10月時点では、20年の比率を84%と予測しており、急速な債務の増加が裏付けられた。日本は20年、21年ともにGDP比258・7%と分析している。(共同通信)