「進路なき卒業」で懸念されるのは、人生の目標を見失い、社会から孤立することである。公的機関につなぐための実態調査が必要だ。 昨年3月に中学を卒業し、進学も就職もしていない進路未決定者が233人に上り、全卒業者の1・4%を占めていたことが分かった。全国平均の2倍に当たる、全国一高い数値だ。