草刈り整備にメェ~案?。沖縄市上下水道局(仲本兼章局長)が1月5日から、庁舎の敷地内で2頭のヤギの飼育を始めている。「草刈り隊」として、庁舎裏手を流れる比謝川近くの草を食べてもらい、除草の手助けをしてもらう考えだ。ヤギたちによる本格的な草刈り作業はまだ始まっていないが、職員らは「今後は放し飼いを始め、常時草をきれいな状態にしてもらいたい」と話している。(中部報道部・豊島鉄博)

沖縄市上下水道局に「草刈り隊」として導入されたヤギの「さくら」(左)と「ゆき」

沖縄市上下水道局に「草刈り隊」として導入されたヤギの「さくら」(左)と「ゆき」。新里智昭上下水道部長(右)は「今後の活躍が楽しみ」と期待を寄せている=1月26日、同市美里・同局

沖縄市上下水道局に「草刈り隊」として導入されたヤギの「さくら」(左)と「ゆき」 沖縄市上下水道局に「草刈り隊」として導入されたヤギの「さくら」(左)と「ゆき」。新里智昭上下水道部長(右)は「今後の活躍が楽しみ」と期待を寄せている=1月26日、同市美里・同局

 ヤギ導入のきっかけは2019年6月。市民憲章推進協議会が主体となり、市と市水道局が共催で行う毎年恒例の比謝川一斉清掃で、ヘビの抜け殻が見つかった。周辺では週末に親子で散歩する姿が見られるほか子どもたちが遊ぶこともあるため、関係者の間から安全のため常に草をきれいに刈る必要があるとの指摘が出た。

 そこで、那覇市が草刈り対策として、銘苅庁舎近くでヤギを放し飼いにした過去の事例も参考にし、飼育を決めた。

 仲本局長をはじめとした管理職の有志らで資金を出し合い、市内の農家からヤギを購入。生後7カ月の雌のヤギ2頭は「ゆき」「さくら」と名付けられた。

 脱走防止や野犬対策のためネットを設けた上で、2~3月ごろから庁舎裏手の約400平方メートルの敷地に生えた草を食べてもらう方針。

 仲本局長は「安全対策のためにもヤギたちには草をきれいにしてほしい」と期待。新里智昭上下水道部長は建築士の資格を生かし、局長と共に業務時間外に手作りのヤギ小屋を製作した。年に五回ほど、市シルバー人材センターが草刈りを行うというが「春先や夏場はかなりのスピードで草が伸びる。ぜひヤギたちに活躍してもらいたい」と笑顔を見せた。