自民党の石破茂元幹事長は4日、オンライン番組で本紙のインタビューに応じ、辺野古新基地を陸上自衛隊管理の「陸自辺野古駐屯地」とし、米海兵隊と共用する構想を「考え方」として示した。2015年に日米の現場トップが極秘合意した陸自の常駐計画は「知らない」と述べた。

オンライン番組で本紙の阿部岳編集委員(左)のインタビューに答える石破茂氏

 新基地の日米共同使用について、石破氏は「相互運用性を高めるため共同訓練はやるべきだ。共同使用も例がないわけではない」と、本土の基地の例を挙げた。

 一方で、「地元の理解なくできるものではない」と強調。「海兵隊と自衛隊とでは沖縄の皆さまの感じ方が別なのではないか」と、自衛隊常駐で反発をやわらげたい考えを示した。

 埋め立て土砂を戦没者の遺骨が眠る沖縄島南部で採取する計画には、「ご遺骨に最大限の敬意を払っているかは問われる。県民の気持ちには気を使わなければならない」と語った。

 新基地建設が「自己目的化している」「沖縄差別である」という指摘は否定した。自民党幹事長時代の13年、沖縄関係の所属国会議員の反対公約を撤回させた経緯については「党の責任者である私が決め、彼らに責めを負わせたくなかった」と説明した。

 インタビューは本紙とネットメディア「Choose Life Project(チューズライフプロジェクト)」の合同企画で実現し、生配信された。終了後には、本紙記者3人が辺野古陸自常駐の問題点を語る番組もあった。(編集委員・阿部岳

 いずれの番組も下記のURLから無料で視聴できる。

>>石破茂氏インタビュー(https://youtu.be/StNb1YlZjx4)

>>記者のアフタートーク(https://youtu.be/kqPXq3NEHTA)

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