◆アルバム『旧約魔界聖書 第Ⅰ章』全曲解説

ーー満を持して悪魔のバイブル『旧約魔界聖書 第Ⅰ章』を2020年11月25日にリリースしました。ここで、沖縄音楽旅行恒例、アルバムの収録曲全曲解説をお願いします

〈M.1 聖詠〉
伊舎堂 ダミアン浜田陛下からの、信者への教訓およびエールです。ティーザー(PR動画)冒頭の「クリーチャーズ誕生」シーンでも使用されていて、ここから始まる聖典に期待感が高まります。最初にティーザーを見たとき、「聖詠」と共に轟くデーモン閣下の笑い声に感極まりました! ライブでSEとして使用されることを想像しながらこの曲を聴いていると、早くライブで陛下の曲を歌いたいと、いてもたってもいられません。2021年は、ぜったいライヴを実現したいです!!

〈M.2  Babel〉
伊舎堂 「天使と人間の恋」、さくら“シエル”伊舎堂の始まりの曲です。レコーディング初日から10時間かけ、その後2週間のレコーディング期間中に何度もテイクを重ねました。結局、ダミアン浜田陛下の世界観が完全に私にのりうつったレコーディング最終日のテイクが採用に。大聖典を歌わせていただいた曲のなかで、とても苦労した分、最も達成感が感じられる曲。私にとって宝物です。

Damian Hamada’s Creatures 「Babel」Music Video Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

〈M.3 Heaven to Hell〉 
伊舎堂 「連れ去られた先は光か闇か」。天使は堕天使となり「愛」、「絆」に翻弄されていく。その苦悩を厳かなメロディーにのせて歌いました。冒頭のクワイア(合唱)部分は、メンバーの宏美”ローズ”稲益とふたりの声を何声も重ねてます。サビ終わりのボーカル部分、ラフミックスを録ったとき、少しさくらっぽさを出しすぎかなと思ってましたが、陛下は、「逆にさくらちゃんっぽさがいい!」と言ってくださり、このテイクが採用になりました。とても嬉しかったエピソードです。

〈M.4 Running like a Tiger〉
伊舎堂 「天使の血 流し続けている」。自らの血を流しながら命がけで前進する堕天使。聖飢魔IIの創始者であるダミアン浜田陛下の「ダミアン浜田節」を全身で体感しながら歌っています。イントロのギターのチョーキングがとてもカッコいい!! 

〈M.5 三枚の照魔鏡〉
伊舎堂 「過去、現在、未来を写す鏡」。写し出された真実、天使の苦悩。世界が脅かされている様々な災害や苦難に向き合う人類を歌っているようにも感じます。倍テンポのボレロ、行進曲のような力強いサウンドにあわせて、勇敢な戦士をイメージして歌いました。

〈M.6 Lady into Devil〉
伊舎堂 「女は悪魔に生まれ変わる」。ストーリーに沿って、美しく歌う努力をしました。日本語と英語が混在する曲は発声を大切にするか、発音を大切にするかまず悩みますが、この聖典では英語の発音をできるだけ大切にしました。特に注目はサビ部分。ダミアン浜田陛下独特の譜割に歌詞をあてはめることに苦労しました。何度も研究して挑んだ分、うまくグルーヴも出せていると思います。

〈M.7. Sacrifice of Love~主よ、人の欲望の悲しみよ〉
伊舎堂 「堕天使は光なき夜明けを待つ」。光は見えずとも前へ進む、その強さを表現しました。教会で歌われるオルガン伴奏のような美しいメロディー、重厚なサウンドと深みのある歌詞。これぞダミアン浜田陛下の美メタルの真骨頂! 第I章のエピローグを飾る最後のシャウトは何パターンも挑戦しました。