ロックバンド「クリープハイプ」でボーカル、ギターを担当し、その独自の作詞世界が高く評価されてきた。初めて文芸誌に掲載され、芥川賞の候補にも選出された新作小説「母影(おもかげ)」は、新型コロナウイルス禍でライブが中止されるなど満足に活動できず「何かバンドのためにできないか」と執筆した意欲作だ。