移民の国オーストラリアを舞台に夫婦の「愛」を描く中編小説。それぞれ異なる国をルーツにもつ夫婦が互いの「違い」を乗り越え、関係のなかに浮かぶ「サンクチュアリ」(聖域)を見いだしていく。  主人公はイギリス系の夫スティーブとイタリア系の妻ルチア。スティーブは30人ほどの従業員を抱える会社の長。