やわらかな色彩と浮遊感、おだやかさとかなしさを感じさせる母子像などで知られ、2018年に96歳で死去した韓国人画家ペク・ヨンスさん。大阪で絵画を学んだペクさんが帰国した祖国は、激動の時代のただ中だった。一人の画家が、仲間と共に困難を乗り越えた青春をつづった回想録だ。