松本哲治氏の3選で、自公は1月の宮古島市長選での敗北の流れを食い止め、県政奪還を狙う自民は来年の知事選へ弾みをつけた。4月のうるま市長選にも追い風となる。53歳と若く、政界のキャリアも積み重ねる松本氏には、知事候補との声も上がりそうだ。一方、玉城デニー知事率いる「オール沖縄」は、勢力内で賛否が割れる那覇軍港の移設問題で足元が乱れた。政策を「腹六分」で結集する難しさが露呈し、知事選へ痛手となった。(政経部・大野亨恭)

 自民は昨年6月の県議選で13から19に大幅に議席を伸ばした。県議会では与野党中立議席が拮抗(きっこう)しており、自民は知事選を見据え、市長選勝利の勢いを背に攻勢を強める構えだ。...