7日午後3時50分ごろ、宮古島市上野野原の陸上自衛隊宮古島駐屯地の隊員宿舎で「子どもを殺害した」と110番通報があった。沖縄県警によると、宿舎に両親と住む男児(5)と弟(3)が心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。宮古島署は午後5時半、当時現場にいて自ら通報した母親(39)を殺人容疑で緊急逮捕した。容疑を認めているという。

男児2人の遺体が見つかった陸上自衛隊宮古島駐屯地の宿舎=7日、宮古島市上野野原

男児2人の遺体が見つかった現場

男児2人の遺体が見つかった陸上自衛隊宮古島駐屯地の宿舎=7日、宮古島市上野野原 男児2人の遺体が見つかった現場

 県警によると、亡くなった男児2人の首付近に圧迫されたような痕があり、容疑者が首を絞め殺害したとみて詳しく調べている。捜査員が現場に駆け付けた際、室内には容疑者と息子2人の3人がいて、陸自隊員の父親は外出していた。捜査員が父親から事情を聴いた上で、母親の殺人容疑を固めた。

 県警によると、容疑者の家族からトラブル相談はこれまでなかったという。ただ「強い力で首が圧迫されており、確かな殺意があった」(県警関係者)ことから、家族内で何らかの問題を抱えていたとみて、死亡に至る経緯を詳しく調べている。