国立劇場おきなわの組踊公演「孝行の巻」が1月30日、浦添市の同劇場で上演された。玉城朝薫「五番」の一つで、家族の生活を救うため、わが身を犠牲にする孝行心が奇跡を起こす物語。心情に訴える唱えのやりとりと悲哀を帯びた音楽が胸に響き、観客の心を打った。

天神に命を救われたおめなり(右・宮城茂雄)との再会を喜ぶ母親(左・真境名律弘)とおめけり(玉城匠)=浦添市・国立劇場おきなわ
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親子の情愛 心打つ 唱えと音楽 効果的に 朝薫「五番」 孝行の巻
2021年2月9日 5:00有料
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