2020年度司法試験で琉球大学法科大学院から合格した6人を激励する祝賀会が2日、同大であった=写真(提供)。今年は新型コロナウイルス感染防止のため規模を大幅縮小し、約10人で開催。合格者たちは周囲からの支えに感謝し、努力が報われた喜びをかみしめた。

2020年度の司法試験に合格した琉球大学法科大学院の院生=3日、同大(提供)

 3度目の挑戦で夢をつかんだ糸満市の新垣結麻さん(28)は「リーガル・サポート制度」で支え続けてくれた琉球銀行の支援などに感謝しつつ「特に両親は自分の進みたい道をバックアップしてくれた。誰よりも信じてくれた両親に感謝したい」と涙をぬぐった。

 法務研究科長の清水一成教授は「新型コロナの影響で試験が延期になるなど、例年とは違う精神的プレッシャーの中、よく冷静に実力を発揮した。地元から受けた支援を社会に還元してほしい」と激励した。沖縄弁護士会の村上尚子会長らも出席して6人をたたえ、活躍に期待した。

 本年度の合格者は全て県出身者で5年ぶり2度目。同大から26人が受験し、合格率は23・08%だった。開校以来14回の試験で、合格者累計は71人となった。