「よみがえる正倉院宝物-再現模造にみる天平の技」展が9日、那覇市の県立博物館・美術館で始まった。聖武天皇の遺愛の品や、唐などの外国から伝わった文物などの宝物73点が1300年の時を超えて、熟練の技と最新科学技術の融合によって再現され、来場者は興味深そうに鑑賞していた。

正倉院所蔵の獅子面(右端)や伎楽の人形などに見入る来場者=9日午前、那覇市の県立博物館・美術館(国吉聡志撮影)

 正倉院事務所の西川明彦所長は「古代の工芸と現代の作家の共鳴をご覧いただきたい」と来場を呼び掛けた。県立博物館・美術館の田名真之館長は「教科書で見るような品々。復元の過程も含め、見せる工夫がされている」と話した。

 3月28日まで。主催は宮内庁正倉院事務所、沖縄タイムス社、沖縄美ら島財団、朝日新聞社、NHK沖縄放送局。