南風原町観光協会(諸見里元会長)がウェブを活用した発信に力を入れている。昨年7月に町出身で「ウルトラマン」シリーズの脚本家、金城哲夫さんのウェブ資料館を開設。8月には動画投稿サイト「YouTube」で南風原に特化したバラエティー「兼城十字路チャンネル」をスタートした。新型コロナウイルスをきっかけに新たな情報発信にチャレンジしている。(南部報道部・高崎園子)

 「県内で唯一海がなく、名所や旧跡が少ない南風原町では、人を集めるイベントが観光協会の取り組みの主流だった。コロナでそれができなくなる中、どう南風原を発信できるかを考え、ウェブでの発信に取り組んだ」

 安里洋子事務局長はそう語る。

 金城哲夫ウェブ資料館は、コロナ以前から3年がかりで準備していたものだが、コロナ下での公開となった。昨年他界した作家の大城立裕さんら生前ゆかりのあった人へのインタビュー映像や創作活動の記録など、貴重な資料が盛りだくさんで、県外からのアクセスも多い。

 兼城十字路チャンネルは、町出身のお笑い芸人、仲座健太さんとただのあきのり(本名・大城明範)さんがホストを務める動画バラエティー。

 町民にインタビューしたり、2人が町内各地を回って“普段着の南風原”を紹介している。自治会長がゲストで登場する「区長シリーズ」などが人気だ。

 毎週火曜日、コンスタントに動画を配信し、チャンネル登録者数は9日現在920人。県外、海外からもコメントが寄せられる。

 こちらはまさにコロナをきっかけに始まった。...