仕事で、近所で、病院で-。アンケートを通じて、新型コロナウイルスの感染を経験した人々が、日常のあらゆる場面で差別や偏見を感じている様子が見えてきた。直接の言葉や行動だけでなく、視線や空気感に圧力を覚える人も。「誰も悪くない。全体でコロナに対する知識をあげること」。課題を指摘する当事者の声は重い。(アンケート結果はこちら)
「差別や偏見を経験したことがある」と答えた37人は全回答者104人の4割弱。だが、その経験の中身は幅広くかつ深刻だ。
最も目立ったのが、人との距離感の変化。60代女性は「2カ月後に会う約束をしていたが、知人に『コロナにかかりたくないから、会いたくない』と言われた」とつづり、40代男性も「ばい菌扱い。誰も近寄らない」と打ち明ける。
仕事における不利益も。30代女性は...
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