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「すぐ忘れてしまう」「受診が難しくなった」 “後遺症”が日常生活にも影響 相談のしづらさも課題に

2021年2月13日 11:01有料

 沖縄タイムスが新型コロナウイルス感染経験のある人を対象に実施したアンケートからは、時に感染後も続く心身の不調に加え、社会の偏見や差別にも苦しむ二重、三重の負担が浮かび上がった。(社会部・下地由実子、篠原知恵)(アンケート結果一覧はこちら

 「においや味が分からず家族の料理が作れない」「仕事で依頼されたことをすぐ忘れてしまう」-。新型コロナウイルスに感染し「後遺症」があると答えた49人の回答からは、療養を終えた後も、多様な症状が日常生活に影を落としている実態が浮かんだ。病院を受診したくても、感染の経験を理由に受け入れてもらえなかったとの声も複数あり、安心して後遺症の相談ができる窓口や専門外来の設置を求める声が相次いだ。

 後遺症の症状を聞く設問(複数回答)で最多は「倦怠(けんたい)感」の27人。「息切れ」「嗅覚・味覚の異常」「集中しづらい」「物忘れ」「脱毛」と続いた。年齢層は幅広く「全てにやる気が出ない」(70代男性)「階段の上り下りがしづらい」(50代男性)「食事の楽しみがなくなり、動くとすぐ息が切れる」(30代女性)などの声があった。

 昨年秋に感染し、職場復帰後もめまいで業務に支障が出た20代女性は「かかりつけ医に相談しても、...

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