社民党県連(照屋大河委員長)は14日、那覇市内で臨時大会を開き、立憲民主党への合流組と社民党への残留組に分かれることを正式に決定した。党員164人中、立民合流を含め96人が14日付で離党した。68人は引き続き社民に残る。前身の社会党から一貫して「護憲」を掲げる老舗政党は、事実上分裂し、大きな岐路を迎えた。

立憲民主党への合流組と社民党残留組に分かれることを正式に決定した社民県連臨時大会=14日、那覇市古島・教育福祉会館

 照屋氏は「長年、活動を共にしてきた仲間と別々の道を歩み出すのは複雑な気持ち。党をまとめ一つの方向に進められなかったのは委員長の力のなさだ」と謝罪。「基地のない平和な沖縄を目指す仲間であることはこの先も変わらない」と述べ、引き続き連携する考えを示した。

 現職議員では県議の仲村未央、崎山嗣幸両氏を含む7人が離党した。3月中に立民へ入党する方向で調整している。照屋、上里善清両県議は社民に残留する。

 臨時大会では、合流、残留組双方が①衆院選で連携し沖縄全選挙区で勝利して政権交代を実現する②名護市辺野古の新基地建設を阻止する③玉城デニー県政を支え平和、労働運動を展開する―とした議案を全会一致で承認した。