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コロナ給付金100万円を不正受給 沖縄タイムス元社員が起訴内容を認める

2021年2月15日 12:42

 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた個人事業者向けの持続化給付金100万円を中小企業庁からだまし取ったとして、沖縄タイムス元社員の被告の男(45)の初公判が15日、那覇地裁(森田千尋裁判官)であった。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

(資料写真)那覇地裁

 検察側は「簡易迅速な支給制度を悪用して公金をだまし取る悪質な手口」として懲役1年6月を求刑。被告側は「首謀者の税理士らが指南するまま犯行に及んだ側面がある」として執行猶予付き判決を求めた。判決は24日。

 被告は投資や住宅ローンなどで借金が約8千万円あったとし、「金銭感覚がまひしていた。給付金があれば返済に充てられると考えた」などと動機を説明。「当時は罪の意識が薄く、税理士らが関わるので虚偽記載も分からないと思った。今振り返ると関係者に多大な迷惑を掛け、反省している」などと述べた。

 起訴状によると、被告は昨年7月1日から同月20日までの間、スマートフォンでネット上に開設された給付金申請ページに接続。小売業を営む個人事業者で前年度の年間事業収入などと虚偽の申請を行い、自身の銀行口座に100万円を入金させた疑いがある。

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