新型コロナ沖縄の今

「出口はきっとある」コロナとの闘い、職種の垣根を越えて… 県立北部病院、奮闘する医療従事者の姿

2021年2月18日 11:36有料

[新型コロナ 沖縄の今]

 【北部】病床の逼迫(ひっぱく)が続く中、新型コロナウイルス患者と向き合う医療従事者-。医師や看護師のほか、薬剤師や理学療法士、栄養士ら職種の垣根を越えて日々、連携している。コロナ患者を受け入れている県立北部病院で、奮闘する医療従事者の姿を追った。(北部報道部・當銘悠)

 5日午前8時。コロナ病床を担当する医師や看護師、薬剤師、理学療法士らのミーティングが始まった。発熱の有無など患者の情報を共有した後、医師が詳しい容体や今後の治療方針を説明。それぞれが持ち場につく。

 患者が入院する病室。看護師らは防護服に手袋、医療マスク、フェースシールドを着け、食事の提供や排せつの介助、部屋の清掃までさまざまな業務を担う。

 副看護師長の久高和美さんは「患者さんの呼吸状態が悪いと離れられず、3時間ほど中に入っている時もある」。ICU・HCU病棟師長の古我知靖さん(51)は「閉鎖された環境で防護服を着て看護し続けるのは大変。みんなの気力・体力が持つかなという心配はある」と話す。

 それでも「退院した患者からの『ありがとう』が励みになる」(古我知さん)。感謝の言葉を力に、患者と向き合う。

 西江龍太郎医師(32)は、重症患者の家族に病状や今後の方針を直接説明できないこともあるのが難しいと言う。看護師と分担しながら電話で自宅療養者の体調確認もしてきた。「感染した方は皆、不安なはず。病気を治すのはもちろん、不安を取り除くのも僕らの役割なのかなと思う」

 薬剤師の存在も欠かせない。...

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