集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法違反で平和的生存権や人格権を侵害しているとして、県民ら80人が国に1人当たり1万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が18日、福岡高裁那覇支部であった。大久保正道裁判長は憲法判断に踏み込まず請求を退けた一審判決を支持、住民側の控訴を棄却した。