沖縄県議会米軍基地関係特別委員会の照屋守之委員長と照屋大河副委員長は19日午前、外務省沖縄事務所を訪れ、橋本尚文沖縄担当大使に県内で相次いでいる米軍機の低空飛行訓練に抗議した。県議会で全会一致で可決した低空飛行訓練の即時中止を求める意見書を手渡した。2カ月連続の抗議となった。

外務省の橋本尚文沖縄担当大使(右)に、米軍機による低空飛行訓練の即時中止を求める照屋守之氏(左手前)と照屋大河氏(左奥)=19日、那覇市の外務省沖縄事務所

 1月の抗議声明は住宅地域上空で低空飛行訓練をしないよう求める内容だったが、今回は場所を限定せず一切の低空飛行訓練をしないよう踏み込んだ。

 照屋守之氏は「訓練は否定しないが、県民に不安を与えるような低空飛行をやめてくれという、切なる要求だ」と強調。低空飛行訓練が実施されている背景などを県民に説明するよう求めた。上京して、政府に直接要請することも検討するとした。

 照屋大河氏は「(米側に)申し入れる、働きかけると言うが、もう限界だ。危険な訓練をできないよう仕組みを変えるべきだ」と批判した。

 橋本氏は「前回より一歩進んだ形で要望があったことを東京にも伝える」と述べた。