ベンチャー企業のISLAND(アイランド・宜野湾市、中司雄也代表)が、ビジネスの課題や社員の成長などを手助けする、オンラインのコーチング・カウンセリングサービス「HALERU(ハレル)」を始めた。新型コロナの影響でコミュニケーションが不足し、悩み相談やモチベーション維持が難しくなっている。個人や企業との契約につなげ、県内人材の成長や課題解決、企業の生産性向上などを目指す。(政経部・川野百合子)

 ハレルは、悩みやストレスを解消するカウンセリングと、課題解決や成長につなげるコーチングの双方の手法を提供することで、より利用者に寄り添えることが特徴。

 昨年10月12日にサイトを公開し、サービスを開始した。現在、県内外で活躍する臨床心理士やカウンセラー、ビジネスコーチなど11人が参画。対話しながら悩みや課題を傾聴し、目標達成や気持ちの整理を支援する。1時間当たり税抜き5千円~2万円と、専門家によって価格が変わる。

 首都圏では、すでに同様のサービスが数件ある。ただ、地方の狭いコミュニティーだからこそ...