[ニュース近景遠景]

 沖縄の県立高校で運動部主将を務めた2年の男子生徒が1月末、自ら命を絶った。県教育委員会は背景に部活動があり、顧問の不適切な言動が要因だとして、第三者チームによる調査を始めた。「明るかったあの子がなぜ」。遺族は自宅に飾られた大会での活躍を報じる新聞記事や写真を見つめ、語り尽くせない悲しみを吐露した。(社会部・徐潮)

 生徒は小学1年から競技を始め、楽しさにのめり込んだ。小3で全国大会に出場。忙しい時でも、同じ競技をする弟への指導を嫌がらず、母親は「明るくて面倒見がいい優しい子。自慢の息子だった」と話す。

 男性顧問の誘いを受け、推薦入学で高校に進んだ。大会で力を発揮できなくなると顧問からの当たりが強くなった。...